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サンバイオ~読売ブリッジサロンでの個人投資家説明会~

 今日は、午後から、東京大手町で開かれた読売ブリッジサロン主催の個人投資家説明会に行ってきました。
 今日の説明会は3社の説明があったのですが、もちろん私はサンバイオねらいで出席しました。
 参加者のほとんどは高齢者で、20~30代の方はほとんどいませんでした。。。

 サンバイオは森社長自らが出席して説明しました。
 出席者の方から質問があったのですが、その方はサンバイオの株主でしたが、今日までIPSの細胞を使用している会社だと思っていましたという発言があり、私は絶句。。。バイオの投資家の中には、あまり調べないで購入している人がいるのでしょうかね。。。

 説明会とその後の座談会で私が社長に直接質問して得た回答をまとめると以下のとおりです(間違っていたらご指摘ください)。

(1)サンバイオの強み
 ①世界最高の開発体制をとっている~アドバイザーの中には元FDAの長官、NIHの元所長もいるなど、凄まじい人たちが参加している。

 ②量産化技術を開発し、細胞医療で先頭を行っている~生きた細胞を増やすということは簡単なことではなく、性質がかわらないように大量に使用できるようにするには、10年近くの年月が必要とされるがサンバイオはこの量産化を克服している。

 ③高い安全性~投与方法には局所麻酔を投与するのみででき、脳外科では簡単な処置の部類とのこと。SB623のもとは骨髄からとったものだが、がん化の可能性はほとんどなく(そのことは、骨髄移植が行われてから50年が経っているが、移植細胞が原因でがんになったという話は聞いたことがないことからも実証されている)、免疫拒絶もおきない(そのため免疫抑制剤の投与は不要であり、患者の負担が軽い)。免疫拒絶がおきないのは、脳、目、脊髄といわれているとのことでした。そのため、サンバイオのパイプラインは脳、目、脊髄関連のものとなっているとのことです(考え抜かれたパイプラインですね~)。

 ④高い収益性~大日本住友との契約内容~SB623のロイヤリティは17%でさらに製品供給収入ももらえる、両者あわせて全体の販売高の3分の1弱の金がサンバイオに入るとのこと。この契約内容は、バイオ屈指のものでは(私見)??

(2)開発状況
 ①SB623脳梗塞(米国)…治験の遅延はなく、順調とのこと。大日本住友との共同開発なので詳しいことは言えないが、治験終了時期は変わらないと言っていました。もうすぐ最初の患者への投与が開始されるのだろうか(私見)。。。
IRでは、治験の進捗状況についてなるべく詳しく状況を伝えますと森社長は言っていました。
私は投与方法が特殊だから、治験は遅れるのでは??と聞いたが、森社長は、特殊ではなく脳外科ではよくやる方法なので、それが原因で遅れることはないとのこと。私は、この治験の遅延が非常に気になってこの説明会に参加したので、何度も治験は順調かどうか聞いたが、森社長は順調で何の問題もないと言っていました(私としては社長の発言を信じるしかないです。。)。

 ②SB623脳梗塞(日本)…帝人が開発しているが、大日本とは違い、秘密保持契約が厳しいので、状況は説明できないとのこと。ただ、日本での開発費は全て帝人負担とのこと(これは非常に大きいと思いました。。。)。
また、私が、帝人は米国の2bの結果を見るまで動かないで、その後に簡単な治験を国内でして、早期承認をねらっているのですよねと意地悪く聞きましたら、森社長は、そのような消極的な態度ではなく、積極的に国内開発に向けて準備していますと言っていました(今年あたり動きが出るのでしょうか(私見)??)

 ③SB623外傷性脳損傷(米国)…フェーズ2治験中。私がフェース2aでうまくいったら、2bをやるのですか??と聞いたのですが、2相であり、うまく言ったら次は3相です。と言っていました(ただ、私見だが、2相で結果が出たら導出のように思います)。
導出についても考えているとのことで、大日本住友に限らず、条件次第で他社への導出もあるとのことでした(私見ですが、常識的には大日本住友と思います)。

 ④SB623外傷性脳損傷(日本)…2016年中に国内での治験を開始予定。日本の早期承認制度を活用する方針。

 まとめると以上です。


 今日の感想としては、最強の布陣の経営陣&開発陣、そして考え抜かれたポートフォーリオで、非常に理にかなった、計算された経営をしているように思いました。
 SB623の開発も、脳梗塞については米国は開発費の半分は大日本が、日本は全額を帝人が負担しており、サンバイオの負担は軽いです。にもかかわらず、治験が成功すれば米国の場合には3分の1近くの金が入ることになりますので、かなりよい条件の導出契約と思います(5000億の売上で1500億程度の収益となります。治験が成功すれば、桁外れの利益がサンバイオに入りますね~)。
 あとは治験が成功するかどうかですね。。。私は治験成功にかけて投資していますが、どうなることやら(日本発の細胞医薬のメガバイオの誕生を期待しています)。。。





 
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コメント

 
私はサンバイオの説明会に予定があって行けませんでした。ホルダーが気にしていることを詳しく書いてくださり、非常に勉強になりました。ありがとうございます。
参考になって良かったです。
はじめまして。
私は、説明会には参加したのですが、座談会には予定があって参加できなかったので、今回の記事は大変参考になりました。ありがとうございます。
私も、被験者への投与遅延のことが気になっていたのですが、聞けずじまいでした。ただ、社長がそうおっしゃっているのなら、信じて待つしかないのでしょうかね。
治験は順調であり、問題ないと言っていましたので、数か月以内に投与開始されるものと思っています。
株主総会に出席できそうなら、そこでも再度確認したいと思っています(総会までに投与が開始されていると株主としては安心できるのですが。。。)
詳細なレポートありがとうございました
私もこのセミナー参加したかったのですが、知人との東京マラソン前夜祭があり参加できませんでした。私の知りたい内容が凝縮されており大変参考になりました。
世界的にはiPS細胞が圧倒的な地位を築いておりますが、私はMuse細胞が実用性など優位な部分も多いと思っております。
詳しい事はお話出来ませんが、何かと縁がある会社ですので見守って行きたいと思っています
今後ともよろしくお願い致します
いえいえ、ご丁寧にありがとうございます。
参加できなかった方の参考になれば幸いです。
IPSはがん化の問題、量産化の問題とまだまだ解決せねばならない点があるので、実用化に近いのはサンバイオの技術と思っています。
サンバイオはこれからも応援していきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
かきゆうさん
すごく細かく説明くださり有難うございます。また、的確な質問攻めありがとうございます。笑

私は残念ながら説明会には参加できませんでしたのでとてもとても貴重な情報です。
そしてやはりサンバイオが凄いバイオベンチャーであることを再認識致しました。

最近少し上がってしまったので700円台の時にもっと買い増ししとけば良かったと後悔してます。(良い意味ですが)
ご丁寧にありがとうございます。
サンバイオは、パイプラインがどれもブロックバスター級なので、1つでも上市できればとんでもないことになると思っています。
まずは、脳梗塞の2bの結果に期待しています。
アキュセラがいいですね。
なんか上がりそうです。
パイプライン等どう思われますか?
アキュセラは治験成功確率五分五分と思います。


 いつも大変ためになるブログ、ありがとうございます。
 さて、4588のオンコリスバイオについて、かきゆうさんはどのように見ておられますか。テロメライシンなど面白そうなものもいくつかありますが・・・。
率直なご意見をお聞かせいただければ幸いです。
 私がバイオで投資する場合、既に黒字か黒字が見えてきた銘柄にしております(例外として、増資直後で2年くらいは増資可能性のない銘柄にも投機しますが・・・)。
 オンコリスは面白いと思っていますが、黒字転換できるという確信が「現時点ではない」ので様子見です。
 確かに思惑では魅力なのですが、いつ黒字転換できるのかという見通しがつかないので、今後の増資リスクを考えて、様子見をしています。
 逆に黒字になる可能性が見えてきたら投資するかもしれません。
 早速ご回答いただき、ありがとうございます。オンコリスバイオは時価総額も低く、年末年始に向けていろんな思惑が働くと株価的に面白いことになるのかなと思い質問させていただきました。
 質問ばかりで申し訳ありませんが、サンバイオについて、最近、ケアネット等との資本業務提携や、帝人の保有株割合の減少、SB623の認知症適応の共同研究、さらには新規間葉系幹細胞薬技術の導入など、あわただしい動きになってきました。外傷性脳損傷の治験結果発表を間近に控えた時期ですが、これらの帝人、サンバイオの動きは、治験結果が良くない場合のリスクヘッジの意味合いもあるのでしょうか。以前、かきゆうさんが書いておられたように、私も治験結果は良好なものになる可能性が高いと思っていますが、少し気がかりです。お考えになっていることがあればお教えください。
サンバイオは、確かにリスクヘッジで導入している可能性もあると思っています。
私は治験は成功すると予想していますが、劇的な改善まで認められるかは微妙と思っています。
点滴等で投与できる競合薬が出た場合にはシェアを奪われるので、そこが一番のリスクと思っています。
 P1/2aで見られたような劇的な改善例があれば良いのですが・・・。ラクオリアのテゴの日米欧の導出等とともに、サンバイオの治験結果にも期待しています。
 いろいろお教えいただき、ありがとうございました。
 さっき気づいたのですが、ずいぶん前の投稿のところに質問してしまっていました。申し訳ありませんでした。

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